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 晩翠草堂 史跡

晩翠草堂
  
 荒城の月の作詞で有名な土井晩翠が晩年を過ごした邸宅跡で、生前の居宅がそのまま
 残されています。建物内では身の回りの品などが展示されています。
 この建物は仙台空襲により焼失した晩翠の邸宅跡に彼の教え子や仙台の有志が中心となり
 戦後(昭和24年)に建てられました。
 晩翠の死後は仙台市に寄贈され、この建物は「晩翠草堂」と呼ばれ往時のまま保存されて
 います。青葉通りに面した入口には「天地有情」と刻まれた自然石が立っています。


  土井晩翠について
  仙台市生まれの詩人・英文学者で本名を土井(つちい)林吉といいます。(1871〜1952年)
  代表作には荒城の月の作詞や星落秋風五丈原などがあります。多くの校歌や寮歌の作詞もしており、
  1967年には晩翠が作詞した校歌を集めた「晩翠先生校歌集」が作られました。
  また英文学者としてもバイロンやカーライルなどの翻訳も手がけました。
  1950年には文化勲章を授与、1952年には仙台名誉市民をとなりましたが、この年急性肺炎により
  80年の生涯を終えました。


 晩翠草堂の見所
室内
晩翠草堂内
庭園
庭
晩翠はこのベットの上で息をひきとりました。部屋は
その日のままの状態に保たれているそうです。
晩翠が晩年毎日のように眺めていた庭。都心にあり
ながら、ここだけ別世界のように感じられます。

晩翠草堂の口コミ

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