●定義如来の風景 |
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●定義如来の歴史 |
今から約八百年前、平重盛公(内大臣・小松殿)が平和祈願の為に中国の欣山寺に黄金を寄進。その際に送献
されたのが、阿弥陀如来の宝軸でした。平家が壇ノ浦の戦いに敗れた後は、平重盛公の重臣・肥後守平貞能公
がこの宝軸を守り、源氏の追討を逃れるため名も定義と改め、この地に隠れ住みました。それが定義如来という
呼び名の由来でもあります。
貞能公は建久9年(1198年)7月7日御年60才で亡くなられましたが、墓上には小堂を建て如来を安置し、後世
に伝えていくことを従臣たちに遺言。それを守り、宝永三年(1706年)には早坂源兵衛が出家し、極楽山西方寺
の開造となりました。 |
●本堂と五重塔 |
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平成11年に建てられた新本堂は旧本堂(貞能堂)をそのままスケールアップさせたような形となっています。
本堂付近には子育観音・寺務所(御祈祷受付)・御守授所(おまもり)があります。
御祈祷は年中無休。平日6回、土曜日7回、日曜・祭日は8回但し12・1・2月は、平日祈祷時間。正月三が日は特別時間になります。
申し込みは三日前までFAXでも受け付けています。お急ぎ場合は、御札のお持ち帰り又は、郵送も出来ます。
御祈祷料金: 紙 札 2,000円より (一般願意)
小木札 3,000円より (一般願意)
交通木札 2,500円より (車両用木札)
海上木札 3,000円より (船舶用木札) |
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五重塔は本堂の東側にある庭園に建っています。
貞能公の菩提を弔い、未来永劫の人類の平和を祈念
するシンボルの塔として建立されました。
12・1・2月を除く毎月7日に五重塔御本尊を外から
拝むことが出来ます。
新緑・紅葉・雪景色と季節ごとに違った趣が楽しめ
ます。
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●定義如来 旧本堂(貞能堂) 山門 |
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現在の廟は昭和2年に建替えられたもので、それ以前
までの旧廟の形であったさや堂を取って建立されてい
ます。この堂は、平貞能の遺言により墳墓の上に建て
られており、自然の小高い丘の上に位置しています。
堂内は自由に見学することができます。 |
昭和6年に建立された楼門形式の山門です。門の
左右には、二体の金剛力士が立っており密迹金剛神
那羅延金剛神が祀られています。また、内面に世親
菩薩、無著菩薩が安置されています周囲には、石井
寅正の彫刻が施されています。 |
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●定義如来の縁結び |
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天皇塚(連理の欅)
貞能堂の裏にある天皇塚は、安徳天皇の遺品を埋め、
冥福を祈り、墓標として2本の欅が植えられました。
やがて一本の木として結ばれ、連理の欅と呼ばれる
様になりました。
現在では、縁結びの神木として広く知られ良縁を
求める多くの人々が訪れます。
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●定義如来の子授け 子授け人形・安産おまくらについて |
うける場所:本堂の左奥にあります。
うけ方:子授人形は「子宝祈願」を申し込みした後一体借りてください。懐妊後、御礼参りをし、人形を二体にしてお返し下さい。
安産のおまくらは「安産祈願」を申し込みされた後、一体借りて下さい。お子様が誕生後、御礼参りをし、一体お作りし二体にして返して下さい。
うける作法:子授け人形・安産おまくらは、 後ろ向きに立っていただき、目を閉じ左手で一体お取り下さい。
赤が女の子・白が男の子と言われています。 |

安産おまくら 子授け人形 |
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●その他の見所 |
鐘楼堂 |
伊達家の梅 |
長泉水 |
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昭和5年に建てられた鐘楼堂で普段でも参拝客が自由に鐘を撞くことができます。 |
伊達邦宗夫人、巨梅の方が子授祈願の御礼に奉納した梅の木と伝えられています。 |
貞能堂脇で静かに湧きでている水
で、年間を通して枯れることはあり
ません。くおいしい水が飲めます♪ |
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【定義玉手箱(展示室)】 「浄土君」が定義如来の由来、行事文化などを楽しく映像等を通して説明しています。
入館料200円
【やすらぎ】 庭園内にある茶屋で五重塔と四季の山々を眺めながら、一服のお抹茶を楽しむことができます。
【洗心亭翠光庵(茶室)】 茶会、研修等にご利用できます。(予約要) |
●定義さん名物 |

定義如来参拝の楽しみのと言えば名物の「三角あぶらあげ」!揚げたてアツアツのあぶらあげを是非ご賞味下さい。好みにより、醤油や七味をかけるといっそう美味しく食べれます。1個110円やっぱり揚げ立ては最高ですよ!
お土産として持ち帰ることもできます。
写真のあぶらげに七味をかけすぎています(笑)
他にもやきめしや、味噌田楽などおいしいものがいっぱい です♪ |
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 リニューアルした定義とうふ店 食べるスペースも大幅にふえました。
 以前はこんな感じでした |
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