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竹駒神社(竹駒稲荷神社)
竹駒神社 社伝によれば、小倉百人一首で知られている小野篁(おののたかむら)が承和9年(842)に陸奥守に任命されたとき、国府鎮護の神として伏見稲荷を勧請して創建したと伝えられています。
交通の要衝に立地されていることもあり、時の統治者たちからも大きな崇敬をあつめてきました。

竹駒神社は、京都府の伏見稲荷・茨城県の笠間稲荷と並び日本三稲荷の一つに数えられています。
大鳥居をくぐり石畳の参道を進むと江戸時代に建てられて随身門、それに続いて向唐門があり奥に本殿・拝殿があります。五代藩主伊達吉村の寄進によるものでありましたが残念ながら平成2年(1990)に焼失してしまいました。その後平成6年に現在の社殿が再建されました。

向唐門に向って右には「竹駒の神のみやしろ もうできてほころびひそめし初桜みる」と彫られた土居晩翠の歌碑があります。二の鳥居の脇には「桜より 松は二木を 三月越」と彫られた松尾芭蕉の句碑が立っています。
また境内には馬事関係の資料を展示した馬事博物館や弓道場があります。
竹駒神社拝殿


境内の見所
新社殿 随身門
拝殿 随身門
平成6年に完成した新社殿です。10年以上たった現在でも新しさが感じられます。年間160万人以上が参拝に訪れると言われています。この数は塩釜神社に次いで宮城県内2位です。 遠くからでも存在感を示す大きな随身門。平成2年に岩沼市の文化財の指定を受けています。彫刻なども含めて江戸時代後期の秀作といわれています。

向唐門 奥宮と奥宮への入り口
向唐門 奥宮
随身門を本殿方向に歩いていくと見えてくる向唐門、こちらも随身門と同じく平成2年に岩沼市の文化財の指定を受けています。この奥に新しくなった社殿があります。 竹駒神社の奥宮へは社殿の下をくぐり裏に出たところにあります。入り口には赤い鳥居がたっているので、すぐに見つけられると思います。

他にも見所いっぱい
元宮跡 小社 お稲荷さん
元宮跡 その他の社(やしろ) お稲荷様
新社殿脇から半地下になってるところに入っていくと元宮跡があります。以前はこの位置に祀られていたのでしょうね。 境内には八幡神社、北野神社、愛宕神社、秋葉神社、出雲神社、総社・・なだたる神社が集まっています。 稲荷神社だけあって、境内ではそこかしこにお稲荷さんの姿がみられます。厳しい表情jのものからユーモアのものまで様々

馬事博物館
馬事博物館内
           政宗騎馬像

かつて竹駒神社は馬の集散地として知られていました。初午祭後100日間、馬市が開かれていたそうです。
馬事博物館には馬具や彫刻・絵馬など馬事に関係した資料を中心に展示されています。
左の写真の政宗像はレプリカが青根温泉の佐藤旅館にあるそうです。
見学は初詣の期間や初午大祭の期間など祭りの期間に限られていますで注意してください。

拝観料 大人200円 大学生以下100円


竹駒神社のお祭り 初午大祭 と 秋季大祭
初午大祭
春の例祭は旧暦2月初午の日から7日間行われます。期間中は各地からツアー客が訪れます。例祭中にみこしの渡御(とぎょ)があります。その露払いとして奴行列がおこなわれます。往時の大名行列のように、賑やかなものです。

秋の例祭は秋分の頃に行われ、こちらも踊り手を乗せた山車が町を練り歩き華やかなお祭です。
どちらも大人数が参加し、見ごたえ十分のお祭です。

竹駒神社への地図
地図

竹駒神社データ

所在地    岩沼市稲荷町1−1   
連絡先    0223−22−2101 
馬事博物館 0223−22−2101
祭 神     倉稲魂命・稚産霊命・保食命 
御利益    五穀豊穣・厄除け・開運・交通安全など
例 祭     初午大祭(旧暦二月初午の日から七日間)
         秋祭り(9月下旬)
駐車場    あり 80台
交  通    電車
         仙台駅から東北本線で20分
         岩沼駅下車、徒歩10分
         車の場合 
         東北自動車道白石ICから
         北東へ約23km、村田ICから東へ約16km
         仙台東部道路、岩沼ICより市内方面へ約8分
天気予報   Yahoo天気

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