いわぬまし ようけんじ | |||||||||||
宮城の旅 岩沼市 鷹硯寺 | |||||||||||
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<鷹硯寺> 千貫山の北麗にあり、創建年代は定かではありませんが、天文2年(1533)、白日耕史が中興した寺で本尊に釈迦牟尼仏を安置しており、山形の法祥寺の末寺となっています。 寺宝として鷹硯があり鷹にまつわる硯の伝説が残されています。付近には鷹石と呼ばれる石があり、鷹の名にちなんで緑丸石と呼ばれており、堕死した鷹が石に変わったと言い伝えられています。 <鷹硯の伝説> 昔、都から百合若大臣が陸奥鎮守将軍として赴任していた時、その夫人がこの国では良い硯が手に入らないと思い、かわいがっていた鷹に硯を托して送り届けようとしましたが、途中で硯の重みに耐えかね山の中に落て死んでしまいました。 この時、鷹の足に結びつけられていた硯がこの寺に納められているというものです。 山門をくぐると、参道沿いに水子地蔵が立ち並び、本堂裏手には山の中腹ほどまで墓地が広がっています。
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