まつしまちょう かんらんてい | |||||||||||||
宮城の旅 松島町 観瀾亭 | |||||||||||||
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<観瀾亭> 松島湾に突き出した丘の上、月見崎(つきみさき)と呼ばれる景勝に地にあり、もと伊達政宗の行殿が建てられていた。 正保二年、この建物が火事で焼けたため、二代藩主忠宗が現在の行殿を、品川の藩邸から運んでここに移築して 「月見ノ御殿」とよび、以後、歴代藩主の納涼と観月の休憩所に用いられ、「月見御殿」とも呼ばれたが、藩主や藩主の 妻女からの松島遊覧、幕府巡見使らの諸国巡回の際の宿泊・接待用の「御仮屋」としても利用されていた。 桁行八間半、梁間五間、京間の十八畳二室からなる簡素な書院造である。 しかし、詳細を調べると、栂材の柾目(まさめ)を用い、周囲に鶯張り(うぐいすはり)の広縁を巡らせた凝った造りで、 内部の壁には、狩野山楽が筆を揮い(ふるい)、草花などが彩色も鮮やかに描き分けられている。 障壁画は国の重要文化財に指定されている。 この建物は、豊臣秀吉が建てた伏見城内にあったもので、政宗が友誼のしるしとして文禄二年(1593)に排領、 歌人藩主で有名な五代吉村が「観瀾亭」と名付けたといわれている。 県の文化財に指定されている。 ☆観瀾亭では、お茶(お菓子付)を味わいながら、景色を楽しむこともできます。お茶は500円から(拝観料込) <松島博物館> 観瀾亭の隣にある町営博物館。伊達氏一族甲胄類・旗差物・大名行列の道具などが集められている。 ほかに仙塩松地区の地形を表した模型、松島湾内に棲息する魚介類数千点が常時展示してあり、松島地区の 歴史を人文・地理の面から知るには最適の博物館である。 入園時間 8:30〜17:00 (11月〜3月 8:30〜16:30) 入 園 料 大人200円 高・大生150円 小・中生100円 休 館 日 無休
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