永治元年(1141)現宮司の祖先が家の神として勧請して創建と伝えられています。元亀2年(1571)御神体を奉じて
小牛田村旧屋敷に来 て、天正3年(1575)には 祠が建てられました。江戸時代、当時の南小牛田村が宿駅として発展
したのも、当社を中心に町が形成された、門前町的性格が要因といわれています。
その後熱心な信者も多く広く崇敬を集め、第二次世界大戦前は、安産の神として県内各地からの参詣者が絶えることが
ないくらいでした。戦後やや衰退したものの、近年再びにぎやかさを取り戻しています。
境内は季節ごとに桜やつつじ、紫陽花(あじさい)などの花々を楽しむことができます。社殿裏手には池を配した本格的な
日本庭園があります。昭和初期と思われる社務所の建物と見事に調和しており、季節・天気にからわらず、どの方向から
見ても美しい姿を見せてくれます。
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