なりとし どうそじんじゃ(さえのじんじゃ)
宮城の旅  名取市 道祖神社(佐倍乃神社)
道祖神社




<笠島道祖神社由来>

 景行天皇のころ、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征のさい、猿田彦を道案内としていました。その神号にちなみ道祖神を祀り、創建されたと伝えられる古社で高皇産霊命(たかにむすびのみこと)ほか10もの神を合祀しています。道祖神は佐倍乃神とも言われることから佐倍乃神社(さえのじんじゃ)ともよばれています。

 文禄元年(1592)、伊達政宗によって本殿・石ノ間・拝殿・随身門などが造営され、以後修復・改築を重ねて現在にいたっています。宝物に伊達政宗直筆の神額や古刀剣などがあります。


 この神社には三十六歌仙の一人藤原実方(ふじわらさねかた)にまつわる伝説があり近くには実方の墓もあります。神社や実方の墓については、西行の「山家集」・松尾芭蕉の「奥の細道」の中に記載されています。



   芭蕉もこの地で「笠島はいづこ五月の ぬかり道」と俳句を詠んでいます。


随身門 神楽舞台
随身門 神楽舞台




道祖神社(佐倍乃神社) データ



交  通  JR東北本線JR名取駅からタクシーで10分

駐車場  境内に数台分

所在地  宮城県名取市愛島笠島字西台1−4

祭 神  高皇彦霊命・久那止神・猿田彦神 他  例 祭 4月20日


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