たいわちょう ななつもり(ななつもりこはんこうえん)
宮城の旅  大和町  七つ森(七つ森湖畔公園)
ダム資料館 七つ森 ダムの橋と七つ森



< 七つ森について >


 七つ森とは、笹倉山(ささくらやま)・ 松倉山(まつくらやま)・ 撫倉山(なでくらやま)・大倉山(おおくらやま)・蜂倉山(はちくらやま)
 鎌倉山(かまくらやま)・ 逐倉山(とがくらやま)を総称したものです。 なお逐倉山のとなりには、タンガラ森という山もあります。
 また、七つ森の各頂上に祀られている薬師如来石像を1日でお参りする「七薬師掛け」が地元に昔から受け継がれており、
 完走すると無病息災が叶うと言伝えられています。
 また、これら七つ森には「七つ森の伝説」が伝えられています。


< 七つ森伝説(七つ森と朝比奈三郎) >


 ずっと昔のことだが、加美の郡(こおり)に朝比奈三郎(あさひなさぶろう)という力の強い男が住んでいたそうな。
 ある時、三郎は弓の稽古をしたくなった。そこで、弓の的になるような山はないかと探してみたが、
 見通しがよく、ひっこっと頭をもたげたような形のいい山が見つからない。いっそのこと造った方が早いと考えた。
 的山を造るにはたくさんの土がいる。どこかいい土取り場はないかと探し歩いて、今の黒川郡大郷町の
 東方にとても広い原っぱを見つけた。
 今度は、土運びの道具づくりだ。三郎は、西方にでんとかまえている船形山(ふながたやま)から、
 よくしなるクヌギの木を5、6本切って骨組みを作り、フジづるを結びつけてタンガラモッコを作った。
 そして、このタンガラに土をいっぱい盛りあげると、尻を地におろして背負い、縄に腕でを通すと、
 力をふりしぼり「よいしょ」とかけ声をかけて立ちあがり、一足ごとに「えんこら、えんこら」と声を出し、
 調子をとりながら歩きだした。
 しかし、いくら力持ちの三郎でもさすがに疲れて、途中で一回は休まねばならなかった。
 ゆっくりと腰しをおろして手をついてからずんと尻をおろすと、タンガラのあぶ(あみ目)からドスッと土がこぼれた。
 栗駒山(くりこまやま)の方から吹いてくる風は、つっーと汗の玉をころがして、とっても気持ちのいいものだ。
 七かえり(七回)土を運んだら、どうにかいいあんばいの的山ができた。休むたんびにこぼれた土が
 これまたほどよい形の山を七つ作った。
 その山は、七つ森(ななつもり)と呼ばれ、一番高い大森山(おおもりやま:506メートル)は、
 クマザサが深く茂っているので、笹倉山(ささくらやま)とも呼ばれ、 頂上にはお薬師さまが祀られている。
 松の木の多い山が松倉(まつくら)、とがったのが逐倉(とがくら)、そして大倉(おおくら)、鉢倉(はちくら)
 鎌倉(かまくら)、撫倉(なでくら)と並んでいる。
 逐倉山のこしにあるとがった小さな山は、タンガラに残った土をたたきおとした時にできたので、
 タンガラ森というのだが、あんまり小さいのでこれは七つ森のうちには入らないことになっている。
 黒川郡富谷町や大和町あたりから西の方を眺めると、朝もやにけぶる七つ森はまるで七人の兄弟のように
 よりそって見え、まっ赤な夕陽が沈むときの七つ森はまるで三郎が大弓を持って矢を射こんでいるように
 光がはしって見えるという。
 的山ができあがると、いよいよ弓の稽古だ。よくしなるイヌガヤの木にフジづるをぴーんとはって、
 篠(しの)の三年竹の矢をつがえて、ピューン、ピューンと的山にむけて射こんだ。
 もともと三郎は弓の名人だから、一本としてはずれることはなかった。それにしても、
 大人が百人がかりでもひけないような強弓をブーン、ブーンと張るのだから、三郎はたいした男だ。
 一千本の矢を射つづけたので、的山に矢を集めにいってみると、矢のささったあとには、
 ぽっくりと穴があいてはいるものの、一本の矢も見つからない。しかたがないので、また、矢を作って
 二回目の稽古をやった。一千本射つづけて、また矢を拾いにいってみて二度びっくりした。
 やっぱり、矢は一本も見あたらないのである。的山が矢をくってしまったのだ。それからだれいうともなく、
 この山を矢喰(やくらい)山と呼ぶようになった。
 加美(かみ)郡中新田(なかにいだ)町あたりから西の方に、ちょうど富士山を小さくしたような美しい
 形の山が見えるが、それが薬莱山(やくらいざん:553メートル)で、加美富士とも呼ばれている。
 三郎が、タンガラいっぱいの土を背負ってて、えんこらえんこら、七かえりも行ったり来たりした所には、
 大きい足跡とのへこみがつづいて、大雨がふると川のように流れたものだ。
 これが黒川郡大和町の吉田から桃生(ものう)郡鳴瀬(なるせ)町まで流れている吉田川で、
 土をとったあなに雨水がたまって品井沼(しないぬま:志田郡鹿島台町)になった。
 品井沼は、むかし仙台領ではいちばん広い沼で、頭の先に巴の型がついた巴ブナがすんでいたし、
 食用になるヒシがいっぱい生えて、秋になると人びとは小舟にのって、のどかに歌をうたいながらヒシ取りを
 したものだが、今はすっかりほされて、りっぱな水田になっている。



公園の様子 公園の様子 ダムからの様子


<七つ森湖畔公園 >


 南川ダムの湖畔上流(七つ森の裾野)にある公園です。七ツ森湖畔公園には約1000本の桜があり、
 春には千本桜でのお花見、秋には紅葉を見ながらの芋煮会。四季を通じて一年中たくさんの人で賑わいます。
 また、湖畔から見る船形連邦の眺めはとても素晴らしいです。
 湖畔周辺は運動公園、サイクリングやレクレーションの場としても楽しめる公園です。


< 七ツ森ふれあいの里 >


 豊かな大自然の中に、ログハウスのバンガロー、テント、炊事場、直売所などの施設を完備しています。


  所 在 地 : 宮城県黒川郡大和町宮床字高山120−23
 予約受付 : 022−346−2442(ダム資料館)
 利用期間 : 4月〜11月
 施設料金 : バンガロー(10人用)4棟・バンガロー(6人用)2棟・テントサイト・炊事場・トイレ
 
バンガロー
(10人用)
宿泊 1棟 5,450円 PM3:00〜AM10:00
日帰り 1棟 2,730円 AM10:00〜PM3:00
バンガロー
(6人用)
宿泊 1棟 3,270円 PM3:00〜AM10:00
日帰り 1棟 1,640円 AM10:00〜PM3:00
テントサイト 6人以上用 1張 1,090円 1泊または1日につき
(1泊)PM3:00〜AM10:00
(1日)AM10:00〜PM3:00
6人以下用 1張 430円
バンガロー
       
 


七川ダム

            南川ダムです。

 七つ森データー(七つ森湖畔公園)



交  通     東北自動車道大和IC−吉田方面へ

駐車場     あり(立輪水辺公園無料)

所在地     宮城県黒川郡大和町宮床字下小路64

お問合せ先  (株)大和町地域振興公社
            022−346−2277


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