とめし こうりんじさんもん
宮城の旅  登米市 香林寺山門
寺 本堂 山門


< 香林寺山門 >


 天正十二年(1584)に開山された時、葛西氏(かさい)の家臣月輪氏が館の東門を移して
 香林寺の山門(菩提寺)にしたといわれており、室町時代の末期山門の様式をよく伝えている。
 県の文化財に指定されており、平屋建、桁行1.16m、梁間3.36m、屋根は切妻造の桟瓦葺きである。
 天文九年(1540)の造営といわれ、県内でも有数の古木造建築物とされている。
 境内には壊邑館(かいゆうかん)という郷土資料館がある。
 登米地方でかつて使われていた、民具・農具などの諸資料が展示されているが、現在は整備のため閉館中である。
 なお、仙台藩に伝わる奥浄瑠璃には、この寺にまつわるさまざまな物語が残されている。
 (奥州54郡を治めていた三位中将藤原師門は美しい妻をめぐり、八條顕長と戦になった。
                 この戦で主人の身代わりになった、月輪兄弟の忠孝心に報いるために建てられた寺。)




梵鐘

        梵鐘です。周辺もよく整備されています。
坊さん

坊さんが掃除をしている像です。ホウキは本物です。
銅像

銅像です。
戌

戌がいました。といっても石像です。一瞬本物の犬と間違えました(笑)



香林寺山門
            山門は中世建築遺構として貴重な存在で昭和47年宮城県の文化財として指定された。
            このたび原状に近い形に復原、修理されたものである。




                
庭園

庭園の様子です。

 香林寺データ



交  通    気仙沼線沿線御岳堂駅徒歩約10分

駐車場    あり

所在地    宮城県登米市豊里町杢沢87

問い合せ先  0225−76−2307

家 紋     葵柏紋


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