わかばやしく ぶつがんじ
宮城の旅  仙台市若林区 仏眼寺




仏眼寺

 仏眼寺は、曹洞四録司の寺院や東漸寺とともに法華の仏眼寺として江戸時代には真宗の拠点寺院として確固たる地位をもっていました。

 昌伝庵の隣にある日蓮宗の寺院で、境内には、和久半左衛門・王翼・高尾の墓があります。
 和久半左衛門は、慶長19年(1614)、豊臣秀頼の密使として政宗に通じ幕府に捕らえられ処刑されるところを政宗の命請いにより赦され家臣となりました。能書家としてもしられていた人物です。
 王翼は、明国から亡命して仙台に来て政宗の家臣となった武将で子孫は大野と名乗り寛永の頃におきた蔵王刈田岳の噴火を法力によって鎮めたといわれています。
 高尾は、吉原三浦屋の遊女でしたが、三代藩主伊達綱宗の身請けを断り、吊るし斬りにされた女とされています。しかしここに葬られているのは、綱宗の侍妾椙原氏品であるといわれています。




仏眼寺 データ


住 所 : 仙台市若林区荒町35

電 話 :  022 - 223 - 1624

駐車場    境内にスペースあり

宗派     日蓮宗

山号     法龍山

備考 入母屋造、棧瓦葺で、桁行五間、梁行七間に一間の向拝が付いています。現在の本堂は棟札より江戸時代に二度の火災にあい、嘉永2年(1849)に再建されたものと考えられています。
仙台市指定の文化財となっています。
交通機関
地下鉄 
仙台市営地下鉄南北線 愛宕橋駅から荒町通りを徒歩3分 


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