わかばやしく しょうでんあん | |||||||||||
宮城の旅 仙台市若林区 昌伝庵 | |||||||||||
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<昌伝庵について> 伊達政宗の移封にともない、米沢・岩出山を経てこの場所に移ってきました。江戸時代には仙台城下曹洞宗四大寺院 の1つとして広壮な伽藍をほこっていましたが、数度に渡り火災にあい、衰えていきました。境内続きには仏眼寺があり 荒町広場を通り行き来することができます。周囲はマンションなどの高い建物に囲まれており喧騒の中の静かな空間と なっており、近隣の寺院などとあわせて散策路としても魅力的なものがあります。 仙台城下曹洞宗四大寺院(曹洞四録司)は他に、輪王寺・松音寺・泰心院があります。 <東東陽について> 境内には仙台の生んだ画家、東東洋(あずまとうよう1755〜1839)の墓があります。東東洋は江戸時代に活躍した 画家で仙台藩の御用絵師を務め、仙台城二の丸再建時の障壁画や藩校養賢堂障壁画制作にも携わったといわれて います。小池曲江・菅井梅関・菊田伊洲とあわせて仙台四大画家といわれていました。伊達家から寄贈されたという 「松に山鳥図」は仙台市の文化財に指定されており、仙台市博物館に収蔵されています。
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