わかばやしく むつこくぶんじあと やくしどう
宮城の旅  仙台市若林区 陸奥国分寺跡 薬師堂
陸奥国分寺跡 薬師堂




陸奥国分寺跡

 楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、フルキャストスタジアムの南、約500mの場所にあり「古今和歌集」に
     みさぶらひ 御笠と申せ 宮城野の 木の下露は 雨にまされり

 と詠まれており正式には金光明四天王護国寺といい、天平13年(741)、聖武天皇の発願により全国に建立された寺院の一つで、最北に位置しています。
 その後、藤原秀衡によって堂宇僧坊の修復が行われましたが、文治5年(1189)源頼朝の奥州侵攻の際に兵火で焼失、これを伊達家が薬師堂などを建てて再興しました。国分寺跡は、発掘調査で礎石のありさまから金堂を中心に福廊式回廊が巡らされ、中門・南大門・講堂・鐘楼・経蔵・食堂などがあったと判っており、その規模は奈良の東大寺と同規模であったと推定されています。現在、寺跡には主として近世以降に再興された新しい国分寺の伽藍が建っており、その境内の一部は、国の史跡に指定されています。


<現在の国分寺本坊>
薬師堂から西へ2つ道路を隔てた場所にある陸奥国分寺本坊入口です。 陸奥国分寺本堂、コンクリート造りで堂内には薬師如来像を安置しています。 大塔、コンクリート製で高さは21mあり本堂の脇にあります。塔の裏には無縁塚があります。

<宝物館>
本坊敷地内には宝物館があり、鎌倉時代の作とみられているカヤ・カツラ材、寄木造りの十二神将像・毘沙門天立像・不動明王立像等の重要文化財に指定されているものをはじめ、発調査により発見された瓦などの出土品・関連資料などを展示しています。

         入館料 大人300円 高・中生 250円 小学生 200円  TEL:022−299−1312


薬師堂 薬師堂

慶長11年(1607)伊達政宗によって国分寺金堂跡に再建され、善逝堂ともよばれています。方五間、単層、入母屋造、屋根本瓦葺き、前面に一間の向拝があり周囲に勾欄が巡らされています。
内部は、柱・欄間に色彩があり、細部にわたって精巧な彫刻が施されており華麗な桃山文化の特徴をみることができます。
厨子内には薬師如来像が安置されています。


薬師堂の側には、お札や絵馬、おみくじの販売所があります。
薬師堂前には野生のハトが多く集まっておりハトの餌も売っています。(50円)

仁王門 鐘楼
平成の修理を終えた薬師堂仁王門、宮城県の文化財に指定されています。
間口5.4m奥行3.6m単層・三間一戸の八脚門で屋根は入母屋造・茅葺で江戸時代の建築様式がみられます。
薬師堂鐘楼。周りには、礎石が多数見られ、かつて大伽藍を誇っていたのをうかがうことができます。またこのあたりは広場になっており、桜の花見や紅葉を楽しめ、ピクニックにもよい場所となっています。


その他の見所

準胝観音堂 松尾芭蕉の句碑 百八地蔵尊
準胝観音堂、仙台三十三観音の二十五番札所となっており、五代藩主伊達吉村の夫人長松院久我氏冬姫が本尊の準胝観音を寄進して焼失していた堂を再建しました。 松尾芭蕉の句碑、準胝観音堂の周りには心字池(現在は水は張られていません)があり、その傍らに、芭蕉の「あやめ草 足に結ばん 草鞋の緒」と刻まれた句碑が立っています。 百八地蔵尊、案内板には霊場第一、延命地蔵尊とあります。
他にも多くの石仏や碑をみることができます。

この場所は、薬師堂より1本道路を隔てて西にあり、通称木の下公園と呼ばれています。遊具もあり近所の子供達の格好の遊び場となっています。また広い敷地には大小様々な樹木が茂り、付近の人々の憩いの場所となっています。
毎年1月14日に行われる「どんと祭」、2月11日の「火渡り祭典」、元朝参り、桜の季節には多くの人々が訪れます。

境内の北東には国分寺の鎮守としておかれた、白山神社、600mほど東には陸奥国分尼寺跡(若林区白萩町)があります。

陸奥国分寺 薬師堂 データ


住 所 : 宮城県仙台市若林区木ノ下2丁目8-28

電 話 :  022 - 256-1883
  御祈祷受付場所 TEL:022-291-2840

駐車場    あり

宗 派    真言宗

ホームページ http://www.08943.com/

交通機関バス 仙台駅前5番乗場より仙台市営バス大和町行薬師堂下車 


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