かくだし ふくおうじ | |||||||||||||
宮城の旅 角田市 福応寺 | |||||||||||||
< 福応寺 > 阿武隈川東岸の小高い丘の上にある寺院で、明応元年(1492)、審岩正察(しんがんしょうさつ)によって、 開山されたと伝えられています。 境内には鎌倉時代の作といわれる毘沙門天を祀った宝形造の小さな堂(毘沙門堂)があり、 堂内には寺の秘仏であり、角田市指定文化財の「毘沙門天三尊像」が安置されています。 地元の人からは 「鳩原の毘沙門さん」とよばれ、親しまれています。 いつのころからか、養蚕守護の神と崇(あが)められるようになり、病気退散、とくに眼病にあらたかと言い伝え、 根強い信仰を集めています。 福応寺の境内には、市の名木の一つ「千年榧(かや)」の大木があり、寺の歴史を今に伝えています。 こちらの羅生門堂の御神木は、樹齢800年、樹高34m、角田市天然記念物になっております。
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