孝勝寺について>

仙台駅東口より東へ約500mほどいった場所にある寺です。弘安年間(1278〜1288)、日門によって開山された
といわれる古刹で、日蓮宗東北本山となっています。

かつては大仙寺と称していましたが二代藩主伊達忠宗の帰依を受けて全勝寺と改め、さらに政宗夫人振姫
(孝勝院殿)や四代藩主綱村の生母、三沢初子(みさわはつこ)の尊信によって、寺勢ますます振るい同時に考勝寺と
寺号を改めました。

綱村は堂宇を改築寄進して近隣に並ぶものがないほどの大刹となりましたが、しばしば大火にあい当時を偲ぶものの
多くを失なってしまいました。
境内は高層ビルが建つ都会の中にあながら、静けさに包まれた落ち着いた雰囲気をもっています。五重塔はその中でも
ひと際目を引く存在です。他には三沢初子の冥福を祈る為に建てられてという釈迦堂(仙台市の文化財に指定)が
あります。
本堂には、政宗の寄進した不動尊像、綱村寄進の二天王像が安置されており、振姫の木像や政岡(三沢初子)の石像、
それらの遺品なども収蔵されています。

五重塔
五重塔 ビル街にありながら大きな存在感を出しています
釈迦堂

釈迦堂
仙台藩四代藩主綱村の生母、三沢初子の冥福を祈るために
母の持仏である釈迦仏を祀って元禄8年(1695)に建てられた
堂です。
内部に須弥壇上に厨子を備え釈迦像を安置しています。
もとは、現在の榴岡公園にありましたが、宮城県公文書館が
建設されるのに伴い現在地に移転してきました。

この建物は仙台市の文化財に指定されています。

その他の見どころ

考勝寺山門 御手水舎 鐘楼
孝勝寺山門 御手水舎 朱塗りの鐘楼

三沢初子像 鳥居 内社
釈迦堂前の三沢初子の像 連続する鳥居が面白い内社の鳥居 森に包まれている本堂脇の内社


孝勝寺 アクセスマップ
孝勝寺 観光地図

孝勝寺 観光情報データ

住 所  : 仙台市宮城野区榴岡4丁目11

宗 派  : 日蓮宗

駐車場  : あり(無料)

アクセス : JR仙台駅 東口より徒歩約10分
        JR仙石線 榴岡駅より徒歩約6分

   宮城の旅メイン | 宮城野区メイン |
Copyright (C) MiyaginoTabi Co., Ltd. All Rights Reserved since 2006
powered by Ksystem