しばたちょう とみざわまがんぶつぐん | |||||||||||||||||||
宮城の旅 柴田町 富沢磨崖仏群 | |||||||||||||||||||
<富沢磨崖仏群(富沢大仏)> 柴田町富沢の水田地帯、岩崎山の西麓にあり、磨崖仏や梵字を刻んだ磨崖碑が多数あり、宮城県の史跡に指定されて います。とくに有名なのが「富沢大仏」と呼ばれる高さ2.5mの廬遮那仏(るしゃなぶつ)で、刻銘によれば、父の冥福を 祈るために恵一坊と藤五郎が嘉元4年(1306)に刻んだものと見られています。 周囲には徳治2年(1307)の六地蔵像・永仁2年(1294)の眠り観音と呼ばれる四体の虚空蔵菩薩像があります。いずれも 長い年月が経っているため風化が著しいものもあります。なぜこの地に磨崖仏が集中しているかは、不明ですが古来より 信仰が厚かったことを伺い知ることができます。
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