たがじょうし　おおしろよこあなこふんぐん
	宮城の旅　　多賀城市　大代横穴古墳群
	＜大代横穴古墳群＞ 　　　　多賀城から七ヶ浜へ向かう県道（５８号線）に面した崖面にある古墳群は、古墳時代に造営された当時の豪族の 　　　　ものです。現在２７基の横穴墓をみることができますが、崖面がかなり削られており、ほとんど原型をとどめていま 　　　　せん。横穴墓は玄室と呼ばれる死者を葬る四角い部屋とその入り口に設けられる玄門、さらに外部との通路である 　　　　羨道で構成されています。 　　　　横穴墓郡は昭和５９年に発掘調査が行われ、あらたに八基の墓が発見されました。調査の結果玄室などから、 　　　　副葬品である金銅装頭稚大刀（こんどうそうかぶつちのたち）や直刀などの武器や、勾玉や切子玉や首飾りなどの 　　　　装身具、土器類なども出土しています。 　　　　金銅装頭稚大刀（こんどうそうかぶつちのたち）が発見された横穴は、大代横穴墓郡のなかでも一番規模が大きく 　　　　、ここに葬られた人物は中央政権にも関係をもっていたと考えられています。ここで発見された太刀は出土分布の 　　　　北限となっています。 　　　　これらのことから大代横穴墓郡は７世紀から８世紀に造営された、この地方に勢力をもっていた豪族の墓であると 　　　　考えられています。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（大代横穴墓群内板　抜粋） 　　　周辺の見所 横穴墓群とすぐそばの県道の間に、地元の方たちが丹念に手入れをしている花壇があります。季節ごとに様々な種類の花が咲いているのを見ることが出来、周囲を通行する人々の目を楽しませてくれています。 近くにある仙台港多賀城緑地は公害防止の一環として整備された緩衝緑地で、芝生広場や野球場やテニスコートなどの運動公園などがあります。散歩コースやピクニックにも最適で近隣の人々の憩いの場所となっています。 大代横穴古墳群（大代横穴墓郡）、アクセスマップ 大代横穴古墳群（大代横穴墓郡）　データ 交　 通　　ＪＲ仙石線　多賀城駅よりバス　２０分 　　　　　　　大代橋下車　徒歩　５分 駐車場　　無し（近隣に多賀城緑地公園の駐車場があります） 所在地　　宮城県多賀城市大代５丁目　付近 宮城の旅トップへ 多賀城市観光地一覧へ
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