ら い ら い き ょ う
磊  々  峡



案内地図 秋保電鉄




    磊々峡入口、道路を挟んで斜め向かいに秋保電鉄の車両が展示してありますので、観光がてらご覧になってはいかがでしょうか。


宮城県秋保湯元、温泉街入口の架かる覗橋を中心として上下約1kmにわたって深く細長い岩だらけの峡谷です。

名取川は長さ約42キロ。宮城県下最長の河川ですが、まだこの辺りは川幅も狭く流れが急で

両岸の絶壁を削り取るように流れ、そこに侵食された鋭い角を持った巨岩が沢山あります。

高さは20〜30m位。水量も多く澄んだ川面、流れる水音も美しいです。

峡谷沿いには遊歩道が整備されており、約1時間ほどのコースです。安心して四季折々優美な景観を楽しむことができます。

磊々峡は、昭和6年、小宮豊隆(夏目漱石の門人)氏によって命名されました。

岩と岩が重なり合い奇岩・怪石が磊々と続くことから名付けられたそうです。

重なり合うように続く迫力ある景色をお楽しみください。



入口看板 渓谷の様子 渓谷の様子2


覗橋入口から、奇面巌、八間巌、晴雨巌、三筋滝、猪飛巌、天斧巌を見ることができます。

これらの巌は石英安山岩凝灰石(秋保石)で堅くて耐火性に富み、しかも加工が容易のため、建築用材として利用されていたそうです。






見下ろせば 藍を湛うる 深き淵 鎮魂台を 風掠めゆく

                     郷土の詩人土井晩翠(どいばんすい)は磊々峡の景色を歌いあげています。



[交通案内]

宮城交通バス:仙台駅8番乗り場から秋保温泉・秋保大滝行き(約50分)→覗橋橋下車すぐ

JR愛子駅  : 上の原・野尻・二口温泉行-(約13分)→磊々峡入口下車徒歩1分