かくだし とくらじ | ||||||||||||||||||||||||||
宮城の旅 角田市 斗蔵寺 | ||||||||||||||||||||||||||
<斗蔵寺> 角田市街地の西方約5kmの斗蔵山(238m)上にあり、大同二年(807)、坂上田村麻呂が千手観音を安置し創建と伝えられる古刹です。古来より、育児に霊験あらたかといわれ、「ころり観音さん」の名で親しまれており、この観音堂は奥州三十三観音の1つに数えられています。斗蔵山は、カシの原生林や杉の老木が生い茂り、学術参考林として保護されており、この山のカシの枝を持ち帰り、子どもの虫封じのおまじないとする風習は今も残っています。 寺に伝わる青銅造千手観音像懸仏(かけぼとけ)は鎌倉時代のもので、宮城県の文化財に指定されています。鏡板の大きさは直径48.3cmで、仏体の千手観音は十一面四十臂、像高は26.7cmとなっています。
<ミホの旅日記> 9月14日、この日は生憎の雨・・・。斗蔵山の駐車場に車をとめて、撮影を開始しました。雨は小ぶりにはなっていたものの、舗装されていない道は大変ぬかるんでいます。重い足を引きずるように、斗蔵寺へと登っていきました。
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