けせんぬまし だいりせきかいがん | ||||||||||||
宮城の旅 気仙沼市 大理石海岸 | ||||||||||||
<大理石海岸> 気仙沼市の北部、岩手県の陸前高田市との境界に近く広田湾に面しています。大理石海岸は波の静かな入り江の中にあり、長い年月をかけて削られ磨かれた白亜の岩や小さな島が点在しています。古生代(約2億3千年前)に火山活動により火成岩が流入し結晶化して大理石質となり形成されていきました。 ここからは、良質の大理石が産出されていましたが、現在は中止され景観を保っています。大理石の中には貝や魚の化石も見られます。東京日本橋にある三越百貨店のライオンや装飾にもここから、切り出された大理石が使われています。 周囲には遊歩道(往復約2km)が設けられており約20分ほどで見てまわることができます。透き通った海と緑・白亜の海岸のコントラストが映え、訪れる人も少なく静かな雰囲気の中をゆっくり散策することができます。6月中旬頃から7月中旬頃にはニッコウキスゲの群生を見ることが出来ます。
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