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<補陀寺六角堂>
補陀寺六角堂は補陀寺境内にあります。全国的には八角形が一般的ですが、補陀寺の観音堂は全国的にも珍しい精巧華麗な六角堂となっています。平安時代の末期に名取老女が奥州を巡り、三十三ヶ所に観音堂を創ったという伝説があり、この六角堂は奥州三十三観音の三十番札所となっています。補陀寺はもとは天台宗に属する寺でしたが、鎌倉時代以降荒廃していましたが、天文3年(1534)に周庵が再興し、それ以降、曹洞宗となりました。
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観音堂は、回縁を巡らせた六角堂で、宝暦12年(1762)に建立されました。一辺の長さはおよそ2.69m・直径4.2m・地面から丸桁上端までが、およそ3.6m・屋根の宝珠上端まではおよそ8.26mあり宮城県の文化財に指定されています。
堂内には、内外とも朱塗りの須弥壇(しゅみだん)とこけら葺きの家形厨子を置き源信の作という如意輪観音像が安置されています。
江戸時代後期のすぐれた建造物であり享和2年(1802)・昭和22・56年に若干手が加えられていますが、ほぼ、建てられた当時の姿をみることができます。
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宮城県指定文化財 補陀寺六角堂 |
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補陀寺本堂 |
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補陀寺の庭園、手入れも行き届いており休憩に◎♪ |
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補陀寺 六角堂 データ
交 通 JR気仙沼駅から徒歩10分
宗 派 曹洞宗 山 号 白華山 駐車場 あり
所在地 気仙沼市古町2-2-51 連絡先 0226-22-0981
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