くりはらし せんだいはんはなやまむらぬるゆばんしょあと  
宮城の旅  栗原市 仙台藩花山村寒湯番所跡
花山番所跡(関所跡)



<仙台藩花山村寒湯番所跡>

 温湯温泉の手前にあり市営温湯山荘の隣にあります。
 江戸時代、栗駒山の鞍部を通り秋田県雄勝に通じる街道の関所の跡です。番所の起源は永禄9年(1566)といわれていますが、慶長13年(1608)この地が仙台領になってから、木戸門・役宅などが建てられて御境目番所となりました。現在も門や役宅が残っており国の史跡に指定されています。

 門は初め木門戸でしたが、安政の頃(1854〜1860)に現在のケヤキ造の四脚門に改築されました。両切妻造・屋根茅葺きの簡単な門で伊達家の紋が揚げられています。





役宅

役宅は入母屋造で、広さが約350uで江戸時代の威風堂々とした建物です。昭和40年(1965)の改修工事で屋根が茅葺から銅版に替えられました。内部には槍・刺又などの他、梁の上にはかまど神、釜男の面をはじめ民俗資料が展示されています。

入館料 200円 12〜3月の期間は休場

開館時間 9:00〜16:30まで


役宅 民俗資料館



役宅裏 検段所跡 池
役宅裏にある小屋 検段所の跡 きれいな水をたたえる池のほとり



仙台藩花山村寒湯番所跡データ



交  通  JRくりこま高原駅→宮交栗原バス築館行きで20分
       バス停:築館営業所下車、同バス花山行きに乗り換え43分
       バス停:座主下車、さらに温湯行きバスに乗り換え24分
       バス停:御番所前下車、徒歩すぐ


駐車場  有り(無料)

開館時間 午前9時から午後4時30分

所在地  栗原市花山字本沢北ノ前77番地

連絡先  0228-56-2040

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