くりはらし いずぬま・うちぬま | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
宮城の旅 栗原市 伊豆沼・内沼 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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< 伊豆沼・内沼 > 伊豆沼・内沼は宮城県の仙北平野の中央にある低地湖沼で栗原市と登米市との境界付近に広がっています。 沼面積は387ha(後楽園球場82個分)の低地湖沼(海抜6m、最大水深1.4m)と東北地方最大になってます。 この地域は雪が少なく、しかも沼の全面が凍氷結しないため、珍しいハクガンやシジュウカラガン、 例年10月下旬になるとシベリアから渡って来るたくさんの渡り鳥(ハクチョウ・ガンカモ類など)の 飛来地として知られており、鳥達が越冬できる条件を備えた沼です。、 多くの鳥類の繁殖地・越冬地として学術的にも価値が高く二万から三万羽の大群を数えることがあります。 地元の方達の暖かい保護によりシベリアから渡来する大白鳥の数も多く見られます。昭和42年(1967)、 鳥類およびその生息地として内沼とともに国の天然記念物に指定され、 昭和63年には国際的に重要な湿地および、その動植物の保全促進を目的としたラムサール条約の登録地にも なっています。 伊豆沼・内沼は大変浅い沼で、さまざまな水生植物が湖面を覆い豊かな植物、また昆虫や希少種のゼニタナゴを はじめとする魚類、また淡水魚の繁殖地でもあります。 春にはアヤメ・秋にはハギ・夏には蓮の花がが沼一面に広がり屋方船で遊覧でき、また春から秋にかけては絶好の 釣り場として、そして冬は渡り鳥の越冬地として四季折々に楽しむことのできる場所です。沼の周囲には三箇所の サンクチュアリセンターがあり、それぞれ水鳥(渡り鳥)・昆虫・淡水魚をテーマにした展示施設があります。
伊豆沼・内沼サンクチュアリーセンターとは、伊豆沼・内沼の豊かな自然を求めて県内外から訪れる数多くの 人々のために、沼の自然や沼に棲む水鳥・水生植物・水棲生物・人文・社会環境などを紹介し、また、 自然観察や教育的機能などを備えた施設です。 サンクチュアリとは、「神聖な地域」「楽園」と言う意味です。
< サンクチュアリーセンター・野鳥館 > こちらでは、パネル展示(生物の世界を紹介)・伊豆沼の水棲生物の水槽(沼に生息する魚が観察)・バードギャラリー (野鳥のビデオや資料)などがあり、また伊豆沼を一望できる展望ホールでは野鳥観察もできます。
< チュアリーセンター・昆虫館 > こちらでは、伊豆沼・内沼に数多く生息する昆虫(チョウやトンボ)の生態を標本や映像などでわかりやすく紹介しています。 また、世界中の蝶や昆虫の標本を数多く展示している展示室などもあります。 展望室からは内沼の豊かな自然が一望できます。
カモやハクチョウが間近に見れ、センターでは餌も売っています。(1個100円)大人でも楽しい気分になれますよ♪
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