くりはらし おうごんじ 
宮城の旅  栗原市 黄金寺



<黄金寺>

 新潟県村上市にある耕雲寺の末寺で嘉吉元年(1441)に本山耕雲寺二世中積が開山しました。当時は荘厳な七堂伽藍を誇っていましたが、文明年間(1469〜1487)火災のため、宝物・記録を含め全てを失ってしまいました。その後伊達政宗の六男宗信が岩ヶ崎鶴丸城主となったとき再興されましたが、宝永4年(1707)再び焼失してしまいました。


 境内には伊達宗信とその母、茂庭氏一族の墓があります。また本堂には政宗の五男宗綱と宗信の位牌が安置されています。寺宝として伊達政宗が黄金寺に滞在したときに使ったといわれる、塗椀と菓子器があります。いずれも桃山時代のものです。



山門 竹駒稲荷
黄金時山門前、山門のすぐ右と奥に駐車場があります 境内、脇にある竹駒稲荷神社



黄金寺庭園
黄金寺の池と庭園は清水道寛の作です

 黄金寺 データ


山号 熊野山 宗派 曹洞宗太源派

交  通  くりはら田園鉄道、栗駒駅より西へ15分

駐車場  有り(無料)

所在地  栗原市栗駒岩ヶ崎桐木沢89


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