くりはらし しらいとのたき 
宮城の旅  栗原市 白糸の滝
白糸の滝



<白糸ノ滝>

 温湯温泉から湯の倉温泉へ向う道と約2kmほど進むと吊り橋があります。この吊り橋を渡りさらに1.2kmほど行ったところにある滝で高さは45mの岩盤を白糸が綾となり縫うようにして落ちています。その可憐とも表現される美しさから白糸ノ滝と呼ばれ、周囲をハイキングする人々の憩いの場所となっていあます。



ミホの旅日記

2006年9月30日午後1時白糸の滝吊り橋前に到着しました。この白糸の滝の取材は管理人と合同で探索の予定でしたが・・

花山渓谷 白糸の滝吊り橋 熊注意の看板
温湯温泉を過ぎ、2kmほど未舗装の道路を進むと白糸の滝吊り橋が見えてきます。車の場合、駐車スペースは2・3台分しかないので注意してください。 白糸の滝、遊歩道の入り口、案内板によれば白糸の滝まで約30分かかるとのこと、吊り橋から下を見下ろすと綺麗な水をたたえる、渓谷美が迎えてくれます。 スタートしてすぐに、熊注意の看板が!!どうやら付近をうろついているようです・・・・。今回、熊ヨケの鈴も携帯ラジオももってきていません。ちょっとよぎる一抹の不安・・。
この看板を見た瞬間、管理人ミホ様は私を残し、そそくさと車に退避!なんと酷いことを!(ミホさんの日記はブログに掲載)
急な登り坂を過ぎてまもなく現れる橋、はるか下に見えていた川の流れも、ここを過ぎると間近にせまってきます。勾配もほとんどないので足取りも軽快に(^_^) 橋を渡ってしばらくは、川沿いに登っていきます。それにしても私以外に人が全くいません。熊が出てきたらどうしよう・・とりあえず、道端の木の枝を拾い万一の時は槍として使ってみよっと! さらに進むと川から少し離れ、上の写真のような場所へ、目指す白糸の滝はもうすぐ、でもこの場所、いかにも熊が飛び出してきそうな場所です。高まる不安と心細さ、いつしか自然と口ずさむ童謡「森の熊さん」

 片道約10分ほどで、白糸の滝に到着しました。思ったより早かったような気がします。高さ45mから流れ落ち、周りの静粛さと相まって爽やかな音と風、マイナスイオンを肌に感じ、しばし滝に見とれてしまいました。

 滝の正面にあるベンチで5分ほど、休憩をし帰途につくことにしました。相変わらず、人のいる気配はしません小動物が草木を揺らす音に、いちいち反応しなが歩みを進めていきました。いつのまにか再び口ずさんでいる童謡「森のくまさん」・・・。「スタコラさっささのさ〜〜〜♪」の部分を延々とリピート。中間地点を示す看板を過ぎたころには、声量も最大に!!さらにメロディーにあわせてステップもさらに軽快に!!
 行きのとき、もってた木の枝も2本に増え、いざというとき熊と戦う武器も完璧なものとなりました。
 きっと、誰かにみられたら通報されかねない、挙動不信じょうたい・・・
 
 やっとスタート地点の吊り橋が見えてきた頃、2組のカップルとすれ違いました。カーブで見えなかった為、すれ違う直前まで、奇声をはっしていたので、私の姿をみて怯えてるようす・・・・・・。
 「大変、申し訳ありませんでした!!!」と心の中でつぶやき、私自身もばつの悪さから目を合わせられませんでした(^_^;)

 間もなく吊り橋をわたり無事ゴールイン、結果、熊はでませんでしたが、ちょっとドキドキした、スリリングな30分の散策でした。


(代理探索&代理執筆 副管理人)




白糸の滝データ



交  通  東北自動車道築館I.Cから国道398号線秋田方面へ約60分、徒歩約1.2km

駐車場  なし(1・2台分の駐車スペースがあるのみ)

所在地  栗原市花山字本沢岳山


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