| あおばく おおさきはちまんぐう | ||||||||||
| 宮城の旅 青葉区 大崎八幡宮 | ||||||||||
|
||||||||||
<大崎八幡宮> 遠田郡八幡村から、伊達政宗が仙台開府の折り、その守護神として移した神社で、歴代藩主の尊信がことに厚かった。 神社の造建は古く、天喜五年(1057)といわれている。源義家が、安部貞任(あべのさだとう)・宗任(むねとう)と戦った際、 陣頭に社壇を設け戦勝を祈ったところ、神護の霊験がたちまち現れたため、大崎・栗原・胆沢(いさわ)の三ヶ所に 男山八幡を勧請して祀ったのが始まりと伝えられている。 現社殿は、瑞巌寺万丈や青葉城大広間などと同時期の慶長十二年(1607)に、三年有余を費やして造営されたもので、 国宝に指定されている。寛文年間(1661~73)に綱村が修築しているが、本堂・拝殿の間を石ノ間で継ぎ合わせた いわゆる 権現造で、建物全体に漆塗りが施され、組み物や彫刻などの各所に見られる金箔張り・胡粉彩色・飾具が 漆黒に映えて美しい。 規模は、本堂が桁行五間・梁間三間・一重、屋根入母屋造・杮葺き(こけら)。 拝殿は、桁行正面七間・背面五間・梁間三間。正面に千鳥破風(ちどりはふ)を設け、向排(ごはい)に見事な軒唐破風 (のきから)を 付ける。屋根は入母屋造・杮葺き。本殿と拝殿をつなぐ石ノ間は、桁行一間・梁間一間・両下造(まや)・ 屋根杮葺き。 内部の格子天井には、五十三種の薬草が金泥で描かれている。 これらのほかにも長床が国の重要文化財に、石鳥居が県の文化財に指定されている。 長床は、桁行九間・梁間三間・屋根入母屋造・亜鉛引鉄板葺き。素木造の細い建物で、中央に軒唐破風を付け、 この下が門のような通路になっており、寛文年間の建築である。 また石鳥居の柱には「寛文八年戌申八月十五日困斎希顔・・・・」の刻銘がある。 境内には、杉の巨木が茂り、華麗ななかにも荘厳な気配が漂っている。社殿前には、林子平(はやししへい)の考案した 日時計があり、絵馬殿には剣術・弓術家らの献額、狩野(かのう)派の流れをくむ画家の絵馬が掲げられている。 ひときわ小高い丘の上にあるため、仙台城のある青葉山や、それに連なる亀山八幡宮なども眺められる。 また、神社に伝わる能神楽は、県の無形民族文化財に指定さている。
|
||||||||||
| Copyright (C) 2006 MiyaginoTabi Co., Ltd. All Rights Reserved. |