秋保大滝について>

落差55m、幅6mで年間を通じて水量の豊富な滝で、那智の滝、華厳の滝に規模では及ばないものの豪壮雄大なその姿は日本三名瀑の一つに数えられています。名取川の全流が一気に落ち込むため水量と共にすさまじい轟音が響き、数キロ先でもわかるほどです。
眺める景色は豪快の一言。新緑や紅葉の季節も美しいですが私的には雪景色が特におすすめです。
秋保大滝の見るには滝見台と呼ばれるところから、上から見下ろすように滝を眺める方法。もうひとつは、茶屋の脇の遊歩道を下って滝つぼから見上げる方法です。同じ滝でも全く違う趣が味わえます。
滝つぼまで降りていくと、少し離れていても霧状の水滴が飛んできて、結構ぬれてしまうかも・・・。しかこここは、マイナスイオンの濃度が国内最大級といわれ立っているだけでも清々しい気持ちにさせてくれます。

 ※ 現在、残念ながら遊歩道の一部崩落のため、通行止めになっているそうです。県道沿いに滝の対岸に行く
   パノラマの道からも見上げる滝の姿がみれるので、こちらから滝を見てはいかがでしょうか・・?


秋保大滝敷地内には山寺立石寺の奥の院ともいわれる大滝不動堂や蔵王山系の植物を集めた秋保大滝植物園があり、滝以外にも見所が多いです。
毎年大晦日と元旦の2日間、最近恒例になりつつある滝のライトアップが行われます。暗闇に滝が浮かび上がるような幻想的な光景が見られます。

<茶店>
<滝壺側からみた秋保大滝>
茶屋 秋保大滝
滝見台の近くにある不動茶屋 竹とうふがここの名物です。 この位置から見る滝はまさに大迫力です。

秋保大滝不動堂

秋保大滝不動堂は名勝秋保大滝の近くにある不動堂で正式には「滝本山西光寺」といいます。山形県にある立石寺(山寺)の奥の院とされ貞観年間(859〜877)に円仁が東北巡行の折、秋保大滝で100日の荒行をしたのち立石寺を開山したと言われています。
現在の不動堂は文政8年(1825)に知足によって建てられたものです。本尊は円仁作の不動明王ですが、現在の不動明王は知足のころに鋳造された不動明王だそうです。この知足は不動堂完成後、諸人の大願成就を祈って滝に飛び込み44歳で生涯を投身遷化させました。このことにより願望成就の尊像として崇められおり、傍らに建つ秋保大滝開山堂には木食知足の坐像が安置されています。
毎年、4月28・29日には秋保大滝不動堂まつりが行われます。ここでは郷土芸能の奉納や近くで採れた山菜などの販売も行われます。

鳥居 秋保大滝不動堂 秋保大滝開山堂
鳥居 秋保大滝不動堂 秋保大滝開山堂

秋保大滝植物園

昭和55年に開園した仙台市営の植物園で秋保大滝とは駐車場伝いに隣接しています。5万平方bの敷地には宮城県内の山から集められた約200種、15000本もの草木が植栽されています。
園内では四季を通じで季節の花が咲き誇り、ツツジの花が咲くころや、紅葉の時期は特に美しいです。
園内は見所満載で芝生広場、炭焼き小屋のほか、秋保大滝とは趣がちがう「すだれ滝」が見られます。

植物園入り口 広場の風景 すだれ滝
植物園入り口 広場の風景 すだれ滝

入園料 大人200円 大高150円 小中100円
秋保大滝植物園の追加情報はこちらより

ミホの気になるもの
駐車場脇の売店ではマムシ酒が販売されています。このマムシ酒、ビンの中にそのままの姿で焼酎?につけられています・・・まじまじと見ていると少々グロい感じがします・・。でもマムシ酒って滋養強壮に大変効果があるそうですね。それにしてもビンの中のマムシ達はこの辺りにいたものなのでしょうか・・?考えると怖くなります(ノ△・。)

秋保大滝への地図
アクセスマップ

秋保大滝 観光情報データ

所在地   仙台市太白区秋保町馬場大滝地内
アクセス  バス利用の場合

JR仙台駅前バスプール8番より宮城交通バス「秋保大滝行」に
乗車(仙台駅より約1時間30分) 終点「秋保大滝」下車。
 大人 1070円 子ども 540円


自家用車利用の場合:  仙台駅より約1時間

  東北道仙台南ICよりR286経由、分岐点R62より
  秋保山形方面へ10分

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