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涌谷城跡
涌谷城跡(城山公園) ★★
天正19年、亘理城から亘理重宗が入城し、以降涌谷伊達氏の居城となりました。涌谷城が近世城郭として整ったのは二代城主重守の時代で、三代定宗の時代になって完成しました。明治維新まで存続していましたが、石垣と隅櫓を残し取壊されてしまいました。
現在、涌谷城跡は城山公園と呼ばれ、桜の木々が植えられ桜の名所として知られています。また隅櫓(太鼓堂)の隣には天守閣を模した涌谷町立史料館が建てられており、涌谷伊達氏の寛文事件の資料や長根貝塚・追戸横穴古墳群からの出土品などが展示されています。
涌谷町涌谷字城山
見龍寺
見龍寺(見龍廟)
天正19年(1591)亘理重宗が涌谷の領主になった時、京都にある妙心寺の梁岩を招いて中興開山し、円同寺と称していました。寛文11年(1671)、伊達安芸宗重の死去に伴って見龍寺と改め、法灯などを加えて境内を整え現在にいたっています。
見龍寺の境内の白壁の塀に囲まれており涌谷伊達家四代宗重の霊屋(墓所)で、寛文13年に建てられました。大きさは二間四方、桁行・梁間とも3.94m、総欅素木造で向拝が付き、屋根は宝形造の銅板葺で県の文化財に指定されています。
涌谷町涌谷字龍渕寺10
天平ロマン館 黄金山神社
天平ロマン館 黄金山神社 黄金山産金遺跡
天平ロマン館は体験型資料館で日本最古の産金地として知られており国の史跡に指定されている黄金山産金遺跡の敷地に隣接したところにあります。館内には、遺跡からの出土品や奈良の大仏建立の資料などが展示されています。他にもレストランや直売所、「椀掛け方」と呼ばれる手法によって砂金採りが体験できる砂金採り体験場があります。
黄金山産金遺跡はわが国初の産金地として知られ、ここから産出された砂金は奈良の大仏の建立に使われました。史跡公園として整備されており、奥には、産金にまつわる黄金山神社もあります。
涌谷町字黄金山
箟峯寺・箟岳山
箟峯寺(箟岳観音)・箟岳山 ★★
箟峯寺は箟岳観音とよばれ箟岳山の山頂にあり、松島の富山・石巻の牧山と並んで奥州三観音の一つ・奥州三十三観音第九番札所に数えられています。宝亀元年(770)、鎮守府将軍大伴駿河麻呂の草創と伝えられ坂上田村麻呂がこの地に堂宇を創建したといわれています。古くは霧岳山正福寺と称していましたが、嘉祥2年(849)に円仁が中興、無夷山箟峯寺と改め、以後天台宗に属するようになりました。殺生禁断・女人禁制の聖地、また奥州鎮護の祈願所として南北朝時代には葛西・大崎の両氏、江戸時代には仙台伊達藩の崇敬を受けていました。
涌谷町箟岳字神楽岡 1
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